2016-06-19から1日間の記事一覧

第16章 永遠

彼がセッティングしてくれたアシュタールセッションのおかげで、私の心は随分と救われた。 それでもなお私は、自責の念に捉われたり、後悔したりした。 毎日毎日、いろんな思いが湧いてきては、冷静に考えられなくなって、疑心暗鬼になったりした。 彼といた…

第15章 守護天使

アシュタールのセッションの時間が迫っていた。本来なら、こんな時に行くべきではないのかも知れなかった。 けれど、彼が望んでいるような気がして、私はその事を、彼の母親に伝えた。 そして時間をもらって、セッションに行く事にした。 少し遅れて到着した…

第14章 奇跡

アシュタールセッション前夜、彼の体調が心配で、私は病院に泊まることにした。 前日の夜、一人でトイレに行こうとして、転んでから、右腕の自由が効かなくなっていた。 ここ1週間くらいで、彼はもう自分で立ち上がることも、ベッドから起き上がることすら出…

第13章 桜の季節

それから半月過ぎ、桜の季節になった。 彼は、ずっと前に自分が見た夢の話を始めた。 「夢の中でオレは、すでに歳を取っていて、隣には美人のアンドロイドのナースがいた。 そこは病院の個室で、桜が散っているのが見えてた。 自分がもし死ぬとしたら、そん…

第12章 天界の光

翌朝彼が、「頭を洗って、髭を剃りたい。」と言った。 病院の介護スタッフには頼まず、私に手伝って欲しいと彼は言った。 「いいよ。私これでも、昔美容室でアルバイトしてたから、シャンプーは上手だよ。髭はやった事ないけど。」 背の高い彼はひざまづいて…

第11章 約束

病院に着くと、彼はベッドの上であぐらをかいて、本を読んでいた。 「シャスタの地下都市テロスからの超伝言」という本だった。 「迎えに来てくれたんだよね? っていうか、ルーシィの助手席に乗って帰るイメージしか湧いてこないんだけど」 昨日までは、起…

第10章 魂の伴侶

彼が鹿児島に経った数日後、私は再びアシュタールの個人セッションを受ける事になっていた。 私は、アシュタールに尋ねた。 「彼と私の間には、何か特別なものを感じるのですが、私たちは一体どういう関係なのでしょうか?」 アシュタールは、即座にこう言っ…